2008年05月26日
トイレ比べてみました。
おはようございます。北田です。
月曜日の朝はやっぱりバタバタしますね。
今朝は龍田と合志市須屋の2件の現場確認に伺ってきました。
さて、最近のトイレ話に引き続き、今日もトイレのお話です。
トイレを製造販売しているメーカーは多々あります。
その中でも城北ガスがメインで取り扱っているのはTOTO・INAX・Nationalです。
デザインも価格も違うけど具体的に何が違うのでしょうか。
あまり語られることのないメーカーがこぞって競い合っているタンクレストイレに焦点を当てて「音と水量」についてお話します。
タンクレス便器はタンク付き便器と異なり、直結した水道の圧力で汚物を流す便器です。
このため2階や3階、高台などの水圧が低い場所では採用することが難しい便器です。
また、配管が古い住宅は水圧が低くなる傾向があり、リフォーム時に採用を断念するケースも少なくありません。
汚物が排水トラップの山を越えるためには、勢いよく水を流さなくてはなりません。
そのため、以前のタンクレス便器はタンク付き便器と比べて洗浄時の音が大きくなりがちだったんです。
「水圧に不安がある時は、水流が十分ではなくなるのでタンク付き便器を採用する!」
トイレのリフォームを行う際は重要な判断でした。
まずはTOTOの商品から見てみましょう。
2007年8月に発売した「 ネオレスト ハイブリッドシリーズ」は、小型タンクを内蔵し、水道直圧とタンクにためた水を併用することで低水圧にも対応できるようになっています。
直結した水道水は上部から渦状に流してボール内を洗浄し、内蔵タンクの水はポンプで加圧して底部のゼット口から勢いよく噴出し、サイフォン現象を起こさせる構造です。
洗浄音も工夫してあります。
「dB(デシベル)数=音の大きさ」が変わらない代わりに、耳障りな高音域の音が出る時間を短くしてあります。

次にINAXです。
6月1日に発売する新製品「レジオ」で、新しい洗浄方式「エアドライブ式」を採用しています。
トラップの裏側にゴム製の吸引膜を取り付け、トラップ内の空気を引き上げて強制的にサイフォン現象を起こさせる仕組みです。
トラップ内の空気を制御することで水圧の弱さを補い、洗浄力を確保しつつ洗浄音を小さくています。
ボール内の水と空気を巻き込まないため、ゴボゴボといった音も発生しないそうです。

最後にNationalです。
「 アラウーノ」と7月1日発売予定の「アラウーノS」で、排水時にトラップ自体をくるりと下向きに反転させて汚物を流す「ターントラップ式」を独自に採用しています。
この洗浄方式は汚物を排出するためのサイフォン現象を起こす必要がないので、水圧をそれほど気にしなくて済みます。
汚物が詰まるトラブルも発生しにくく、さらに静音性も高く、洗浄音は約55dB。
同社によれば「図書館の室内に相当する」という静かさです。
ただし、タンクレス便器で汚物がうまく流れるかどうかは、水圧だけでなく、流量も大きく関係しているため、製品によっては必要給水圧力が同じでも、必要流量が異なる場合もあるみたいです。
松下電工商品企画開発グループは、「設置に当たっては、止水栓を全開にしてバケツに10秒間、水をためる簡易測定方法で水圧と流量を必ず確認してほしい」とのことです。
最低限必要な水圧と流量は各製品のカタログに記載されているので、施工前にチェックしておきたいですね。

TOTOの「 ネオレスト ハイブリッドシリーズ」の必要給水圧力は0.05MPaで、必要流量は1分間に10L。
現時点では、各メーカーがラインアップするタンクレス便器のなかで、対応できる水圧・流量が最も低いようです。
INAXの「レジオ」も必要給水圧力は0.05MPa。必要流量は1分間に16Lですが、同社の「 サティス」よりも必要水圧、必要流量をともに低く抑えてあります。
サティスの必要給水圧力は0.07MPaで、必要流量は1分間に18Lです。
スタイリッシュでコンパクトなタンクレス便器は、デザインにこだわるお客様の採用意向が強いですし、私達もついつい「デザインが良いし、場所もとらないですから」と採用しがちです。
低水圧や静音に配慮したタンクレス便器は、お客様や私たちが、ともに渇望していた製品と言えるでしょうね。
月曜日の朝はやっぱりバタバタしますね。
今朝は龍田と合志市須屋の2件の現場確認に伺ってきました。
さて、最近のトイレ話に引き続き、今日もトイレのお話です。
トイレを製造販売しているメーカーは多々あります。
その中でも城北ガスがメインで取り扱っているのはTOTO・INAX・Nationalです。
デザインも価格も違うけど具体的に何が違うのでしょうか。
あまり語られることのないメーカーがこぞって競い合っているタンクレストイレに焦点を当てて「音と水量」についてお話します。
タンクレス便器はタンク付き便器と異なり、直結した水道の圧力で汚物を流す便器です。
このため2階や3階、高台などの水圧が低い場所では採用することが難しい便器です。
また、配管が古い住宅は水圧が低くなる傾向があり、リフォーム時に採用を断念するケースも少なくありません。
汚物が排水トラップの山を越えるためには、勢いよく水を流さなくてはなりません。
そのため、以前のタンクレス便器はタンク付き便器と比べて洗浄時の音が大きくなりがちだったんです。
「水圧に不安がある時は、水流が十分ではなくなるのでタンク付き便器を採用する!」
トイレのリフォームを行う際は重要な判断でした。
まずはTOTOの商品から見てみましょう。
2007年8月に発売した「 ネオレスト ハイブリッドシリーズ」は、小型タンクを内蔵し、水道直圧とタンクにためた水を併用することで低水圧にも対応できるようになっています。
直結した水道水は上部から渦状に流してボール内を洗浄し、内蔵タンクの水はポンプで加圧して底部のゼット口から勢いよく噴出し、サイフォン現象を起こさせる構造です。
洗浄音も工夫してあります。
「dB(デシベル)数=音の大きさ」が変わらない代わりに、耳障りな高音域の音が出る時間を短くしてあります。

次にINAXです。
6月1日に発売する新製品「レジオ」で、新しい洗浄方式「エアドライブ式」を採用しています。
トラップの裏側にゴム製の吸引膜を取り付け、トラップ内の空気を引き上げて強制的にサイフォン現象を起こさせる仕組みです。
トラップ内の空気を制御することで水圧の弱さを補い、洗浄力を確保しつつ洗浄音を小さくています。
ボール内の水と空気を巻き込まないため、ゴボゴボといった音も発生しないそうです。

最後にNationalです。
「 アラウーノ」と7月1日発売予定の「アラウーノS」で、排水時にトラップ自体をくるりと下向きに反転させて汚物を流す「ターントラップ式」を独自に採用しています。
この洗浄方式は汚物を排出するためのサイフォン現象を起こす必要がないので、水圧をそれほど気にしなくて済みます。
汚物が詰まるトラブルも発生しにくく、さらに静音性も高く、洗浄音は約55dB。
同社によれば「図書館の室内に相当する」という静かさです。
ただし、タンクレス便器で汚物がうまく流れるかどうかは、水圧だけでなく、流量も大きく関係しているため、製品によっては必要給水圧力が同じでも、必要流量が異なる場合もあるみたいです。
松下電工商品企画開発グループは、「設置に当たっては、止水栓を全開にしてバケツに10秒間、水をためる簡易測定方法で水圧と流量を必ず確認してほしい」とのことです。
最低限必要な水圧と流量は各製品のカタログに記載されているので、施工前にチェックしておきたいですね。

TOTOの「 ネオレスト ハイブリッドシリーズ」の必要給水圧力は0.05MPaで、必要流量は1分間に10L。
現時点では、各メーカーがラインアップするタンクレス便器のなかで、対応できる水圧・流量が最も低いようです。
INAXの「レジオ」も必要給水圧力は0.05MPa。必要流量は1分間に16Lですが、同社の「 サティス」よりも必要水圧、必要流量をともに低く抑えてあります。
サティスの必要給水圧力は0.07MPaで、必要流量は1分間に18Lです。
スタイリッシュでコンパクトなタンクレス便器は、デザインにこだわるお客様の採用意向が強いですし、私達もついつい「デザインが良いし、場所もとらないですから」と採用しがちです。
低水圧や静音に配慮したタンクレス便器は、お客様や私たちが、ともに渇望していた製品と言えるでしょうね。

